インテ翌日旅行記録

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ローションに閉じ込められた高杉チュン

 

 前日入りは叶わないので、インテ後に一泊することに。三ヶ月前くらいからファーストキャビンの個室をネット予約をした。前からファーストキャビンの個室に泊まってみたかったので少しウキウキしていた。

 物音は若干気になるけど、カプセルなのにキャリーケースが余裕で置けて秘密基地的な広さは個人的に満足だった。お風呂も綺麗です。遠征で値段を抑えたい方はぜひ。

 到着後早速テレビをつけて横になる。睡眠時間が少なかったのでとりあえず寝ようとしたが、結局眠れなかった。日曜だったのでテレビで「モヤさま」がやっていた。おぉ、旅先で「モヤさま」見てる……なんかテンション上がるわ。

 結局、眠れないと戦利品が気になって気になって仕方なく、大手の薄い本を拝読。(CP名は内緒)ばかやろうっ帰るまで楽しみを取っておけねぇのかばかやろうっ。拝読。すごくて一回本を閉じる。(なにこれ……すごいドラマチック…なに……トレンディドラマ7話くらいの高まり)という感情がこみあげる。空調が整い、清潔なシーツに寝転んでホテルで一人で読む同人誌。なんという贅沢。ホテルで同人誌は至福。

 

 素晴らしい同人誌やアニメ、ドラマを見ると、頭の中が刺激されて、自分の中でもドラマがぶわぶわっと出てきたりすることがある。ちなみに出てくるドラマは、読んでいる作品とは全く関係ない。つーことで、自分の中にドラマが溢れてきたので一旦本を閉じる。あーすげぇ、あ〜〜〜すげぇ〜でもまだ濡れ場じゃないなんて……こんなことが起きていいのだろうか……1000円以下の値段で買っているが、こんなに創作欲を刺激されて、1000円以下でいいのだろうか…… 再開。

 泣いた。結論泣いた。実はこうして1冊の同人誌を噛み締めている内に時間はどんどん経過していて、もう8時位になっているんだが本人は気づいていない。二人が切ないわエロいわ大人だわ幸せだわでもう最高です。いや、あの「最高」っていうか、二人の複雑な感情を表現できる人マジですげぇ。複雑な感情って複雑なだけあって、それをどう魅せるのかが非常に難しいと思うんですが、いや、いや〜〜〜すげぇ〜 単純ってやっぱり単純だけあって表すのは比較的簡単だと思うんですよ。なんの話?

 気づいたら9時くらいになっててビビる。テレビで日曜ビックバラエティ「大食い選手権」が始まっていた。日曜ビックバラエティまで夕ご飯を食べないと焦りを感じる。ホテルを出る。駅チカなので地下街でご飯を探すことにする。地下に入る前にコピーバンドが路上で星野源の「恋」を歌っていた。

 大阪だから「いい感じの店」はすぐ見つかるだろうと思っていたが、思ったより見つからなかった。というか店が閉まっている。あちゃ〜バーロー案件。短い地下街を一周した後、「名古屋コーチン」を使ったからあげ定食が食べられる店が開いていたので入る。なぜ大阪にきて「名古屋コーチン」を食べているのか分からないが、美味しいから良し。名古屋コーチンは裏切らない。

 食べた後すぐ地上に出る。コピーバンドが今度はフランプールの曲を歌っていた。コピーバンドがいる路上って都会の感じがする。ホテルに戻る。

 ファーストキャビンには休憩室があり、そこには少女漫画が少しだが並んでいる。棚を物色。矢沢あいの「天使なんかじゃない」を発見。懐かしい。自然と手に取る。なんかこのホテルについてから漫画ばかり読んでいる。朝から漫画(同人誌)買って、帰ってきて漫画(同人誌)読んで感動して、飯食って、また漫画(単行本)読もうってどんだけ漫画が好きなんだ。

 

天使なんかじゃない」には生徒会長で須藤という若干リーゼントっぽい髪型の男の子が出てきます。須藤は生徒会長だけど見た目は不良っぽく登下校にバイクを使う子です。

で、話は少しずれて「少女マンガといえば・・・」という話になったときに『雨の日に捨てられた子猫・子犬を不良っぽいアイツが拾って』という代表例があると思うんですが、なんと、須藤がまんまこれをやっていました。 雨の日に子猫拾ってました。須藤!お前だったのか! あるあるシチュエーションだが一体元ネタはどこなのか分からなかった『雨の日の不良の優しさ』の源はお前だったのかー!

と、いうことが分かって満足して漫画を閉じる。中学生の頃に一応全巻読んだので。

ツイッターでインテのお礼のメッセージと通販のお知らせをちょびっと送って就寝。明日は、いろはさんと華木さんと大阪の街を歩きます。

 

 翌日。待ち合わせは恵比寿町駅。なぜ梅田とか心斎橋ではなく恵比寿町駅なのかというと、私が前もって「大人の玩具屋さんに一度行ってみたいんですけど」という提案をお二人にしたからである。(するなよ)

いろはさんと華木さんと1日ぶりに会う。大阪と全く関係ない社会見学に付き合ってくれるなんて優しい人なんだと対面しながら思う。

「おとなのコンビニトイズ倶楽部日本橋店」を午前10時頃目指して歩く。自分が行きたいと言ったくせに地図が全く分からないポンコツで、いろはさんにリードしてもらう。いろはさん大人の玩具屋さんの道案内を手伝って下さってありがとうございます。

 

「おとなのコンビニ」に到着。雑居ビルのあるフロアに入っていました。ビルの様子とか店内の様子は、この場所をお題にした二次創作で書いたのでここでは省きます。(省くなよ)

 簡単にいうとビレッジバンガードの大人の玩具屋版といったもので、商品が通路にせり出していろんなものが狭いスペースにたくさん出ているといった店内でした。例えばここに「コンドーム買いにきたぞ」と来ても商品が雑然と紹介してあって、コンドームを買うのに30分位かかりそうな感じです。でも「へーこんなんあるんや」と物色目的できた我々的には満足でした。

日にちが空きすぎて記憶がうっすらしているので覚えていることを挙げていきます。

 

・ディルドの動作ボタンを次々と押す華木さん←一番記憶に鮮明

・中国風の「媚薬のパッケージかっこいいね」と関心した我々

・棚のアナルパールを見て「へーこれが」となり「意外とおしゃれじゃないですか?」と話すいろはさん。「部屋のインテリアで置いてあっても全然違和感ない」

・紫色のスケスケランジェリーを見て「これ高杉にいいかも・・・・」と普通のショッピング感覚で言ういろはさんと華木さん

・レジにいるスキンヘッドのおじさんの見た目が怖い

・クリスタルチンコの置物

 

 物色して楽しかったので「なにか一つ買っていきましょう」という話になり、割り勘で「アダルト一年生」というグッズが3点入ったお楽しみ(?)袋を買う。腐女子として散々な妄想をしても、私達はまだ「一年生」なんだという自負です。驕れる者久しからず。誘ったのは私なので代表して私がレジへ。スキンヘッドのおじさんが、中が見えない黒いビニール袋に入れてくれました。声が優しかったです。

 続いて、また私が行きたい所になる「ドンキの恵比寿タワー」の観覧車に向かう。なんかほんとすみません。今まで旅行したことないんか? という位行きたい所に行かせてもらって。

 この「ドンキの観覧車」はゴンドラの向きが対面ではなく、全員が正面を向く珍しいタイプで、終始ガラス張りの景色を見るという斬新な観覧車なのです。(なのです じゃねーよ)

 

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ドンキの観覧車。濁った川を見ながらぐんぐん上昇する。隣でビビる華木さん

 休みの日なので乗る人多いのかな〜と思っていたら全然並んでいませんでした。スルスル階段を上がって行き、乗車。よく晴れていたので大阪の雑居ビルのてっぺんが上から見下ろせて楽しかったです。上から見るあまり綺麗じゃない川とかあまり綺麗じゃない街とか、いやでもこれが「生活」ってことだよ。開発で洗練されまくっていても味わいないし、いいじゃん雑居ビル。という感想です。

 真ん中に座っている華木さんが、高いところがダメだったようで怖がっていました。華木さんは、道中銀高のエッチな話をしてくれたのにこの時だけは「あ、これダメかもしれない」と素で言っていました。怖がらせてしまってすみません!いろはさんは端っこの席で「わー。高」と言って余裕で景色を見ていました。確かに「高い」という感想しか出てこない景色です。(恵比寿町に住んでる方いたらごめんなさい)

 

 華木さんを恐怖の渦に陥れた観覧車から降りてつながっているドンキをちょっと物色しました。たまたまコンドーム売り場を通り、(ついさっき散々見た)華木さんが「イボイボのコンドーム」についての銀高的希望を話してくれました。復活が早い。

 それから「アダルト一年生」を開封するべくどこかカフェに入ろうということで、コメダへ。あまりお洒落でオープンすぎる店に入っても「アダルト一年生」が浮いてしまうので店選びが難しい。地元にもたくさんある信頼のコメダに入店。入り口に置いてある棚にペペローションみたいな形のドレッシングを見つけて、3人で一瞬「えっ?」となる。「えっ?」じゃねーよ。ぺぺローション置いてるわけないだろ。でもほんとにキャップの色が同じでした。

 幸運なことに店内で一番奥の更に角のボックス席に通されたので3人とも心の中で(ここなら…ゴクリ)と思いながら着席。注文した飲み物が来たあとで「アダルト一年生」をコソコソ開封しました。エロ本を初めて買って、河原でみんなで除く男子中学生みたいでした。中に入っていたのは

 

・紫色のローター

・ミニローション

・コンドーム&道具の説明書

 

 ローターが紫色の点に脳がバグっているので「高杉カラーだ!」と喜ぶ3人。ローターが偶然高杉カラーで純粋に喜ぶ銀高女は後にも先にももう出てこないと思う。人に見られないように注意しながらさっそくスイッチを押して見る。うわーこんな感じなのか。結構振動強いね。いろはさんと華木さんが「ちゅん」を連れ来てくれたので、魔が差して「ちゅん」のお尻あたりにローターを当てて見るなどする。いま思うと場が荒れていた。

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ローターを押し当てる私(手前)と銀ちゅんを拘束するいろはさんの手

 割り勘で買ったのでこのグッズをあみだで分けて持ち帰ることにする。

あみだの結果、

 ・ローター→いろはさん

 ・ローション→華木さん

 ・箱とコンドーム→私

 になった。おめでとういろはさん。一等ですよ。ローションは小瓶サイズのもので、やらしい感じは全くしないんですが華木さんがローション単体を持って帰るということがシュールだった。華木さんのお顔立ちがガーリーで可愛らしい故にカバンにシンプルなローションが入っていると思うと好きです。私はふざけた箱とコンドームを持って帰ります。

 新幹線の時間が来たので、私が先に離脱しました。ほぼ私のわがままに付き合わせてしまって申し訳なかった。とても刺激的で楽しかったです。

 

 帰りの待ち時間でりくろー(?)おじさんのチーズケーキを駅で購入。リーズナブル。帰って食べたらおいしかったですおじさん。ありがとう大阪。